疲れから来る物忘れがひどく
ToDoリストと手帳が手放せません。
最近「ToDoリストを捨てろ」という記事を見かけませんか?
捨ててうまくいく人もいるでしょう。
でも生活リズムやルーチンが崩れたら元も子もありません。
ダメなTODOリストについて考えました。
Contents
「TODOリストを捨てる」の根拠はなに?
私が新人のときは
「TODOリストを作りなさい」と
言われました。
では「捨てろ」という理由はなんでしょう。
「本当に成し遂げたい最重要事項が先送りになってしまう」から
「ToDoリストは捨てるべき」なんだそうですが
それって本当なんでしょうか?
よくあげられるのは
「簡単なタスクばかり行い
最重要のタスクが残るから」ということ。
「毎日最重要タスクが繰り越されることが
脳にとってストレスになるから」と言うものです。
またわからなくもないのですが
確かに簡単なタスクはすぐ取り掛かれますよね。
そして難しそうなことは後回しにした
という経験は私にもあります。
だからといって目標が一切達成されなかったかと言うと
まったくそうではないんですね。
脱!フセンライオン!よくないTODOリストは
例えば机やパソコンの周りに
小さなフセンをライオンのたてがみのごとく
貼りまくっている人っていませんか?
こういったTODOリストだと
パソコンの周りに視線が行くので
集中力も途切れます。
また「お礼のハガキ投函」と「切手の買い足し」
のように一緒にこなしてしまった方が
効率のいい仕事を見落とすかもしれません。
そして机の上にフセンをべたべた貼ると
ノリも残りますし余計な情報が入ってきて
集中しづらいでしょう。
それならばやるべきことを一覧に書き出して
一度にまとめられることをやってしまった方が効率的です。
おすすめなのはToDoと夢メモを住み分ける!
どうも先の動画作成者、
ToDoリストと夢リストをごっちゃにしているような気がします。
TODOリストを持ったら
「優先順位付け」をしておくこと。
そして最重要タスクはたいていめんどくさいし後回しにしがちなので
タスクを「こまかくわける」ことで簡単なことから取りかかるとよいでしょう。
たとえば
「オフィスのごみ捨て、郵便物投函、通販での注文、クレーム電話の対応報告、オフィスの書類整理」
と山積みになっている仕事があれば…
最優先するのは「クレーム対応報告」だと思います。
こういうタスクは予想してないときに入るので
もたついているうちに問題悪化しがちです。
その後順番に
「ゴミ捨ては帰りについでにすます、郵便物は駅のポストに入れて……」と
順番を組み立てるといいでしょう。(優先順位付け)
けっこうな大仕事だとしたら、こちらは「困難はこまかくわける」のスタンスで仕事を着実にこなします。新規店舗のオープン作業手伝いならば、まず1日に取れる作業時間を多めに見積もります。
- 「1日前に現地の宿へ泊まり、朝〇時に現地入り。
- 2、3日前にはレジスター設置、接客指導最終確認、商品配置、オープン時の店頭チラシ配布、
- 4、5日前には店舗に赴きテナント内の飾り付け、什器配置。看板の確認
- 6日前には、店で使う「店舗印」、領収書、包装グッズのセットをまとめて用意
- 7日前には、店で使う什器の発送手配を頼む。オープニングスタッフとの本社最終打ち合わせ。
というように一日にやることを書き出したら
今度はそれを「朝、昼、夕にやること」に分けます。
「この時間にはこれをやる!」ときっちり決めれば
「簡単な仕事だけしてて、重要な仕事が終わってない!」と泣かずに済みます。
もちろんこれは自分の夢実現にも応用できますね。
「ヤフオク!せどりで月収50万めざそう」と言いながら
「作業は明日から」といってテレビを見てたら夢には近づけません。
「売れそうな商品をヤフオク!で探す」
「自分が買いたいと思うようなセールス文を考える」
「発送に必要な段ボール、ガムテープ、伝票を用意する」
「荷物持ち込み割引について調べておく」
というように仕事を分割して
今日はリサーチをするの材料をそろえるのかいうふようにに
細かく切り分けて日常に配分するのがTODOリストの大切なことです。
まとめ~無理してToDoリストは捨てなくてよい
ここまでお読みくださりありがとうございます。
ToDoリストが不要といっても
その使い方次第で効率をあげたり下げたりします。
ランダムに書き出してべたべた貼れば
集中力もそがれるでしょう。
でも「やるべきことをグルーピングするため」であれば
TODOリストは持つべきだと思います。
過激な主張も多いですが
自分にとって何が最適なのか考えてみましょう。