感想・レビュー

KDDIから訪問者。『玄関先までお願いします』は怪しい?対応した体験と正しい対応法

スポンサードリンク

ある日、インターホン越しに「回線工事が終わったので、玄関先までお願いします」と言われたことはありませんか?

一見すると業務連絡のようですが、実際には営業目的の訪問だったりして、「本当に信用していいのかな?」と。

この記事では、実際に私がKDDI(au)を名乗る訪問者に対応した体験をもとに、「この声かけにはどう対応すべきか」をまとめてみました。
同じように戸惑ったことがある方に、少しでも参考になれば幸いです。


Contents

「玄関先までお願いします」ってどういう意味?

近年の訪問営業では、「こんにちは」だけでなく「玄関先までお願いします」といった言い回しが使われることが増えています。
丁寧なようでいて、よく考えるとこれ、「ドアを開けて出てきてください」ってこと。

昔はこういう言い方、なかった気がします。
「インターホンで済む話ならそれで終わりにしたい」のに、わざわざ玄関先に呼び出されるのは違和感があります。


夜8時に、回線工事が終わりましたと

最初にKDDI関係者を名乗る男性が自宅に来たのは、2020年のある日の夜8時ごろ。

インターホン越しに、「このエリアの回線工事が終わりました。玄関先までお願いします」。
いつもは断るのですが、「玄関先まで」という言い回しが初めてだったため、つい出てしまいました。

内容は単に「このあたりまで電波が来ている」という案内。
ですが、名刺も渡されず、営業なのか連絡なのかも曖昧でした。
しかも暗い時間帯にこういった訪問をすること自体にも疑問が。


工事終わりました。玄関先までお願いします

2年後の2022年にも、KDDIを名乗る訪問がありました。
今度は休日の昼間、若い男性とその後ろに年配の男性の二人組。

ドアスコープから見えたのは若い方だけ。
年配の男性は玄関の物陰に身をひそめるようにして立っており、非常に不審に感じました。

声がけはまたしても「回線工事が終わりました」「玄関先までお願いします」と。
怖くなって「結構です」と断ったところ、「また後日伺います」と言い残して去っていきました。
ですが、それ以降来ることはありませんでした。


電線工事の訪問なのか営業なのか分からない

私が一番不安に感じたのは、「これは営業なのか? ただの案内なのか?」が最後まで分からなかったことです。

会社名や訪問目的をはっきり伝えず、「工事の終了をお知らせに来ました」という曖昧な説明。
しかも名刺を渡さない。

本当に案内が必要なら、郵送や掲示物など別の手段でもできるはずです。

実際、KDDIの公式サイトでも「回線工事などがある場合は、事前に郵送・掲示などでの通知を行う」と明記されています。
https://www.au.com/chiiki/kouji/

https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_pr-1099.html

つまり、いきなり「玄関先までお願いします」と訪ねてくるのは、正規の案内とは思えない行動です。


断り方はどうすればいい?

こうした訪問には、無理に強く断る必要はありませんが、冷静に次のように対応するのがおすすめです。

  • 「すみません、会社名とお名前を伺ってもよろしいですか? 本社に確認しますので」
  • 「この時間帯は対応できません。必要なことがあれば書面でお願いします」
  • 「名刺をポストに入れておいてください」

もし、相手が名乗らなかったり、名刺を出すのをためらったりするなら、そこで判断して断ってしまって問題ありません。


着信履歴に残る謎の番号、増える勧誘電話

その後、実際に訪問と直接関係あるかどうかは分かりませんが、
私のスマホには妙な営業電話や見知らぬ番号の着信履歴が増えました。
非通知や、050・0120系の電話も増えたように感じています。

何かの名簿にでも載ってしまったのか?と、つい疑ってしまいます。
「一度対応してしまったことで情報が回ったのではないか」と考えると、不安になります。


玄関先までお願いしますの断り方!

KDDIを名乗る訪問者がすべて怪しいというわけではありません。
ただし、「玄関先までお願いします」というフレーズには注意が必要です。

営業目的なのに説明せずにドアを開けさせようとする行為は、非常に不自然で不安感を煽ります。
正規の案内であれば、書面での通知があって然るべき。
それがない以上、わざわざ出て話を聞く必要はまったくありません

私はKDDI(au)を長年使ってきましたし、サービスにもある程度の信頼を持っていました。
ですが、こういった対応が何度も続くと、不信感がどうしても募ってしまいます。

最近は、毎日残る妙な着信履歴や、突然現れる不審な営業に対して、正直、恐怖感すらあります。
「もう、別の会社に乗り換えた方が安心なんじゃないか」と本気で考えているところです。

https://peridotsugawara.com/considering-switching-smartphones/

スポンサードリンク

  • この記事を書いた人

スガワラ

-感想・レビュー