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はじめに
高校受験も大学受験も、夏休みが勝負といわれますが…。
遊びをすべて諦めて机にかじりつかないといけない、と言われると余計に遊びたくなるものでした。
机に向かっても、10分たったらゴロゴロしていて親に叱られていました。
ある日「このままだとまずい」と思い、「強制的に机に向かう方法はないだろうか」と考えたのが足元バケツ勉強法でした。
やり方は簡単で、風呂場でつかうような大き目の深いバケツに水をはり、足を入れておくだけ。
水が垂れないようにタオルなどをスタンバイしたらOKという超簡単な方法です。
結果として第二志望校にいい成績で受かったので、「勉強きついな、逃げたいな」と言う方にはいいかもしれません。
受験勉強はきつい
学校の先生は当たり前に「勉強しろ」と言ってきますが、受験勉強はきついです。
当時の私も「なんの役にたつんだ」と腐っていましたが、今となってはいい思い出です。
やはり18歳あたりというのは体力もあり、吸収も早いので勉強するにはかなり良い時期です。
正確にいうと、勉強する時多少無理が効くので圧倒的な知識が入るんですね。
それでも、「一時間一科目」集中し続けるのはきついものでした。
受験勉強してると掃除したくなる
これも受験勉強あるあるでしょう。勉強してると、なんか気になって掃除したくなり、ついには模様替えを始めてしまうなんてこと。
必要な範囲であればいいですが、「家具にこだわりたくなってきたからDIYを」なんてやり始めるともう収集つきません。
人間はつらいこと、きついことがあるとどうしても逃げたくなるのです。
私は机を離れるとゲームしたくなるので、勉強時間の確保は切実な問題でした。
そういう状態を解消し、机に向かう習慣を身に着けるために取り組んだのがバケツ法だったのです。
受験勉強はメンタル維持が大事
今から20年程前は、夏場の気温が30度から33度ほど。
33度といっても学校の教室に40人放り込まれ、扇風機で答案用紙が飛ばされないようにしないといけないなんてザラでした。
当時の私の部屋は、エアコンがあるにはありましたが、スイッチを入れても冷風が来るのかどうかもわからないのであまり活躍してくれない。
扇風機も限界があるので、手っ取り早く体を冷やし身動きが取れないようにするのに足元バケツを導入していました。
一昔前は「熱が出たら腕、脚の付け根を冷やせ」といいました。
最近は「手のひら、足の裏もいい」と言われ始めましたね。
足裏を冷やすと効率的に体を冷やせるそうです。
当時はそうした情報もなかったのですが、人間の体にあった方法で涼をとりつつ勉強できていたみたいです。
こうやってほぼ1ヶ月、朝から夜まで机に向かう習慣をつけたことが当時の収穫でした。
家族からは「勉強時間が足りてない、それでどうやって挽回するのか」とずいぶんなじられました。
それでだいぶ焦りもしましたが、ダラダラしがちな夏場に、あきらめず机に向かう姿勢を続けたことが最大のメリットだったといえます。
まとめ
・ゴロゴロしたり掃除したりしないよう始めた「足元バケツ法」
・クーラーの効きが甘い部屋では、足裏冷却でかなり涼しく感じられた。
・立ち歩くのが面倒になるので、結果として長い時間机に向かう体力が養われた。
・秋からの受験勉強が本格化した時、「1ヶ月机に向かえた」ということが自信になった
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