ただ、保証をつけるだけのつもりだった。
子どものiPadを2台買った。
上の子と下の子、それぞれのために。
最初はシンプルな話だと思っていた。
「AppleCare+を入れておけば安心だよね」くらいの軽い気持ちだった。
でも、そこから先は想像していなかった“細かい地雷の連続”だった。
Contents
最初の違和感は「どこから入るのか分からない」
設定画面に出てくるのは、
- 限定保証
- AppleCareプランを追加できます
一見すると親切な案内なのに、
どこを押せばいいのか、なぜか直感的に進めない。
QRコードも試した。
でも飛んだ先はサポート窓口のような画面で、「購入」にはたどり着かない。
この時点で、もう少しだけ嫌な予感がしていた。
そして始まる「住所との戦い」
本格的に詰まったのはここだった。
郵便番号を入れると、勝手に数字が変わる。
一度タップすると、同じ数字が連打される。
そして極めつけは、
「アドレスを検証できません」
ただ保証を買おうとしているだけなのに、
まるでこちらが何か間違ったことをしているような拒絶。
正しい住所を書いている“はず”なのに通らない
一番混乱したのはここだった。
全部正しく書いているつもりなのに通らない。
何度やっても弾かれる。
でも後から分かったのは、意外すぎる事実だった。
正しさではなく、“一致しているかどうか”だけを見られていた。
つまり、
- 自分で直した住所 → エラー
- カードに登録されている住所 → 通過
この逆転現象。
努力すればするほど失敗する、という一番メンタルに来るやつだった。
「アドレスを保持」で突然通る
最後の場面で出てきた選択肢は2つ。
- アドレスを編集
- アドレスを保持
散々悩んだ末に「アドレスを保持」を選んだ。
すると、あっさり進んだ。
さっきまでの苦労は何だったのかと思うくらい、静かに通過した。
この瞬間の虚しさと安堵が同時に来る感じは、ちょっと忘れられない。
さらに追い打ちの「30日カウントメール」
追い打ちのように届くメール。
「AppleCare+に加入できる30日間がまもなく終了します」
でも肝心の“あと何日か”は書いていない。
焦らせるだけ焦らせて、詳細は教えてくれない仕様。
冷静に考えればシステム的な通知なのに、
心理的にはかなり煽られる。
気づけば「ただの保証購入」が一番面倒な手続きになっていた
最初は数分で終わると思っていた。
でも実際は、
- 入力エラー
- 住所検証
- 支払い認証
- Apple IDの連携
- 端末の識別
いろんな層が重なっていた。
しかもそれぞれが別々に不安定で、
一つ直しても次が詰まる。
最後に見えた構造
最終的に分かったのはこれだった。
これは「正しい入力をする作業」ではなく、
“Apple側の登録情報と完全一致させるゲーム”だったということ。
正解を探すゲームではなく、
すでに決まっている答えに寄せていくゲーム。
終わりに
ただ保証をつけたかっただけなのに、
気づけばシステムの癖と仕様に振り回されていた。
それでも最後にはちゃんと通った。
静かに進んだその瞬間だけは、
少しだけ救われた気がした。