最近は国内でも、刃物を使った傷害事件や不審者によるトラブルがニュースになることが増えました。
事件が起きた瞬間に警察の方が飛んできてくれるわけではありません。危険から逃げるのは自分の領域。
とはいえ、大げさな護身術やハードな訓練では続かないのも現実です。この記事では、女性でも無理なく取り入れられる防犯習慣やアイテム、そして通勤・外出時に自然に使える備えをご紹介します。
Contents
1. 防犯グッズより「防犯習慣」が大事な理由
高性能な防犯グッズも役立ちますが、まず大切なのは「いつも通りの生活の中でどう危機回避するか」です。
- 早めの察知(危険な人に気づく)
- 距離をとる判断
- 周囲への意識を向ける
この“気づき力”が、何よりも護身の第一歩になります。
2. 通勤・移動時の防犯習慣チェックリスト
✅ 周りをみる習慣をつける
スマホタイムもいいけれど、電車や建物のドアがあく気配があったら意識をむける。
✅ イヤホンはほどほどに
後ろからの気配やざわめきに気づくためにも大切です。
✅ スマホを持ちながら歩かない
スマホばかり見て歩く、または自転車を運転している人も。隙をつくらない意識が大切です。
✅ 靴は歩きやすさ優先
逃げ足を確保するには、安定感のあるスニーカーなどが安心。
3. 女性でも扱いやすい防犯グッズ
🔸 防犯ブザー+ライト付きタイプ
暗い道での威嚇&視認性アップ。音で周囲に異変を知らせられるのも安心。
🔸 透明な傘
雨の時も使えるし、いざというとき自分の身を守るのに使えます。
🔸 ポケットサイズのLEDライト
夜道で不審者を避けるには、明るさも重要。ライトを手に持つだけで警戒心を見せる効果も。
4. 自分の体を使って「逃げやすい身体」にする
護身術ではなく、“逃げるため”の体の準備も大切です。
✅ 四股踏み、舟漕ぎで可動域アップ
肩甲骨、股関節まわりを柔らかく保つことで、転倒しづらくなります。
✅ 軽いスクワットや踏み台昇降
脚力を鍛えておくことで、咄嗟に走り出すことができます。足首ストレッチ、アキレス腱も柔らかくしておこう。
まとめ:毎日の中に防犯を自然に組み込む
護身とは戦うことではなく、逃げるための準備です。
見た目が自然で無理のない範囲で「備えている」状態をつくることが、防犯につながります。
バッグやブザー、日頃の意識づけを上手に組み合わせて、明日も安心して外出できるようにしていきましょう。