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浴室にアシナガバチが…
ある日の夜、ふと風呂場に目をやると、なんとアシナガバチが1匹、浴室内を飛び回っていたのです。初めは「どこから入ってきたのか全くわからない」状態で、まさか家の中にハチが入り込んでくるとは思ってもみませんでした。
すぐに駆除業者にも確認してもらいましたが、浴室の換気扇周辺に巣などは確認されず。そこで、本格的に「どこから、なぜ」侵入してきたのかを調査することになりました。
「侵入経路」と「意外な原因」
色々と調べた結果、アシナガバチの**侵入経路は「ふろ場の換気口」**でほぼ確定しました。理由は次の通りです:
- 換気口のダクトが屋外と直通しており、カバーも簡易的な網のみ
- 換気扇の電源を切った状態で、空気の流れが止まり侵入しやすくなっていた
- そして極めつけは、お風呂の電気を消し忘れていたという点です
夜間、お風呂の電気が煌々とついたままになっており、浴室のすりガラス越しに明かりが屋外に漏れていたことが、虫類の「光に集まる性質(走光性)」を引き寄せたと考えられます。
換気口を塞ぐことで侵入を防止
侵入経路がわかった以上、すぐに対策に取り掛かりました。最も効果的だったのは、
「浴室の換気口に通気性のある粘着式防虫シートをべったりと貼り付けた」
というシンプルな方法です。市販の「防虫フィルター付き換気口カバー」などを活用してもよいでしょう。風通しは確保しつつ、虫の侵入だけを防げるため安心です。
さらに、夜間は必ず浴室の電気を切ることも習慣にしました。これだけで、再び虫が寄ってくることは今のところありません。
夜の明かりが“虫の誘引装置”になる!?
ここで驚いたのは、**「明かりをつけっぱなしにすることが、ハチを引き寄せる原因になる」**という点。アシナガバチは日中に活動するイメージが強いですが、外灯や室内灯の光に反応して近づくことは実際にあるそうです。
特に、すりガラスや曇り窓越しに強い光が外に漏れる構造の場合は要注意。トイレや脱衣所の窓が同様の構造になっている場合も、電気のつけっぱなしには気をつけるべきです。
同様の虫侵入例と今後の対策
今回の体験を通して、「虫の侵入ルート」と「光の影響」はセットで考えるべきだと痛感しました。他にも以下のような侵入例があります:
- ゴキブリ:ドレーンホースや排水口からの侵入が多い
- カメムシ・ヤモリ:網戸の隙間やエアコン配管
- コウモリ:屋根裏換気口や破損部から進入
✅ こうした虫たちへの対策は、侵入経路の物理的遮断+光のコントロールが鍵です。
まとめ|「虫の侵入」は明かりと隙間のダブルチェックを
今回のように、「電気のつけっぱなし」というたった一つの小さな習慣が、虫の侵入につながることがあります。アシナガバチという危険性のある虫でも、原因と対策が明確なら、防ぐことが可能です。
もしあなたの家でも「どこからか虫が入ってくる」と感じているなら、ぜひこのチェックポイントを参考にしてみてください。
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