こんにちはスガワラユウです。
大学時代から 読んだ本の内容を覚えていられず、自分の頭の悪さを嘆いていました。一時期は 食生活の改善などもしてみたのですが 社会人になってから読書をしても やはり頭に残らず 紙面を目が滑るということがよく起きてきました。
今回は 「読書が知識と行動に変わる本」というものを読んで学んだ「 読書しただけで終わらせず 確実に頭に残す方法」を紹介します。
本を読んでも 忘れてしまうのはなぜ
この記事を読んでくださってあなたは 本の内容が 頭に残らないと お悩みのはずです。実は 人間の脳というものは常に忘れるようにできているのですが、これは有名な話ですよね。
深掘りしてみるとどういう事かと言うと 例えばたった5分、手触りや耳・目から入ってくる大量の情報、考え事と言った 全てのことを覚えていようとすると あっという間に 脳はパンクしてしまうのです。いわば 脳みそは自衛のために情報を 忘れるのです。
エビングハウスの 忘却曲線 知ってはいましたが 脳のメカニズムから 教えてもらったことはなかったので 忘れてしまうのは怠慢だからでなく自分の脳機能のせいだったんです。 そうと分かれば 対策も実はあります。
「はじめに」目次「終わりに」に目を通して カンニング
本来であれば 一度読んだ 2階3階と 繰り返し眺めて 新たな発見をしたり 深く学ぶ必要がありますが 実際のところは忙しいので そんな余裕はないと思います。
そういう時は 本の目次と 「はじめに」と「おわりに」注目しましょう。これはある意味 合法的なカンニングのですが はじめにの部分を読むと 著者がこの本で伝えたいことを 簡単に書いてくれてることが多いです。
なんだ、そんなことか、と思うかもしれませんね。でも、これから聞く話の趣旨をわかってるのとわかっていないのでは 理解の程度に大きな差が出るはずです。
例えば 学校の 家庭科の授業で 卵焼きの焼き方を学ぶ時に 「今日のテーマは卵焼きの焼き方について 」と言ってもらわないでいきなり説明されたら 何が何だかわからなくなりませんか?
タイトル やこれから学ぶことの内容を確認し意識することは とても大事なことです。また 巻末についている「おわりに」を見ると 著者が一番伝えたかったこと もう一度繰り返してくれてることが多いです。
はじめにとおわりにを見るだけでだいたい内容がわかるのでぜひ確認しましょう。また 終わりの部分で著者が家族や周りの方に 感謝の気持ちを述べていたり ちょっとした近況が書かれていることもあるので、著者の人柄が見えたりする点でも 終わりにの部分を読むのはお勧めです
本の目次をツリー状に書き一覧する
続いては 本の目次に注目しましょう。
大抵のことは 本の目次を索引として 使っていますよね。目次は同時に 本全体の ガイドマップでもあります。
例えばあなたも どこかのビルに用事で訪問するとして 目的の会社が ビルの何階に入っているか 分からなければ困ってしまいます。
そういった意味でも目次は頭に入れる必要があります。
とはいっても 人間の脳はすぐ忘れてしまうわけですから 最適なのは 本の目次を ツリー状に一枚の紙に書き出して一目でわかるようにすることです。
私も目次を書出してみてわかったのですが はじめは面倒くさいものです。でも目次をかいた後に読書すると自分が気になる項目に自然と目がいくようになるので 読書のスピードがあがったのです。
しかもその上 自分の知りたい情報重、要なことが 紙面から浮き上がってくるということもありました。読書ノートに目次が一覧で書き出してあるので 何時でもめくって 内容を確認することができますし わざわざ本を見なくても 何ページのどの辺りに気になることが書いてあったかも検索することができます。
まとめ 本を読むなら 読書ノートをつけよう
ここまでお読みいただきありがとうございました。
読書と言うと 最後まで全部読み切ろうという気持ちになるでしょうが、大変ですよね。目次から 読みたい所を拾って重要なこと勉強になるところをノートに書き出し 記録しておくことで 読書スピードも上がりますし 内容を忘れてしまって困るということも起きてこなくなります。
特に内容忘れたくない時は 目次を書く、そして気になるところをページと一緒にメモしておくことが大事です。手を動かすのは久々だとしんどいかもしれませんが、メリットだらけですよ。