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ネットストーカーが情報を得る手がかりと対策

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SNSでなんとなしに話しかけたら、相手がネットストーカーだった。知人と会ったときに話を聞いたので、まとめてみました。

知人はすでに被害から逃げられたのですが、傾向が見えてきました。

あるターゲットにたどり着くために、周りから攻略を始めるタイプのネットストーカーについてです。当然ですが、命の危険がある方はしかるべき機関に相談し、保護してもらうなどしてくださいね。

Contents

ターゲットのフォロワーを全てリスト化

ネットストーカーは、ターゲットのフォロワー全員をチェックし、情報をリスト化している可能性があります。

これにより、ターゲットの関係者をたどる手がかりにし、さらに行動範囲や中の人間関係を探ろうとします。ターゲットが逃げても、フォロワーを把握しておけば、そこから追跡できる可能性があります。

フォロワーを観察し、アプローチを決める

数名のフォロワーとターゲットのやりとりを観察し、近い縁、親しい人たちを探し出します。

結果、その関係者を目標にし、悪意的なアプローチを計画する場合もあります。何度もしつこく絡んでいけば、「ターゲットのせいで私が巻き込まれた!」と思いますから、余計に交友関係がこじれます。こうやってターゲットの味方を減らしていくタイプもいるようです。

フォロワーに成りすまし、侵入する

悪意的なネットストーカーは、フォロワーに成りすまし、あるいは自らの働きかけでアカウント削除に追い込んだ後、そのアカウントになりすまして侵入してくる場合があります。特にXでは、退会したアカウントのIDが30日後に無効になりますから、不思議な話ではありません。

ターゲットのフォロワーになりすまし、親切そうに話しを聞いてきた相手がネットストーカーだったなんてのもありうるんです。

これにより、本人も気づかないうちに情報流出が起こる危険があるため、細心の注意が必要。

まずフォロワーを見直し、被影響者を少なくする

守りたいフォロワーがいれば、事情を説明して早急にフォローを解除し、情報流出リスクを最低限に抑えることが大切です。「あなたを巻き込みたくない、守るためです」と伝えると、相手も理解してくれるでしょう。

仮にフォロー関係を切ったとしても、メッセージまでは制限されないので。

被害を大きく言い立てない

被害を大きく投稿することは、ストーカーの感情を刺激する可能性を高めます。

情報を保護し、無用な刺激を避けるためにも、投稿内容はクールに保つべきです。

情報流出者を点検する

自分のフォロワーの中に、情報を流す者がいるかどうかを見分けたい場合、「重要度の低い情報」をわざと投稿し、誰から流れるかを照らし合わせる技法も有効です。

そこまでするのは普通に手間なので、もう少しコストのかからない方法でSNSを楽しんだほうがいいかもしれません。

投稿前に「第三者の目」で見直す

「この情報を、自分が悪意で利用するならどうする?」 こう考えてから投稿することで、自分自身を防犯する力を高めることができます。


【結論】

ネット上で自分を守るには、「悪意を前提」とした行動、「最悪を考えた行動」を習慣づけることが必要です。特にSNSは全世界に開かれているので、もれたらまずいような内容を言わないでおく。

最悪のケースを想定しながら、ネット上でも覚悟と防犯意識を高めましょう。

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スガワラ

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