感想・レビュー

お歳暮定番のカニ。どうやって解凍するか

お歳暮・冬のギフトで定番の「カニ」。
でも、「身がぱさぱさで美味しくなかった」というレビューも見受けられます。

冷凍のカニは1年間保存が出来るといいますが、実質1ヶ月と考えた方が良いそうです。
なぜなら家庭の冷凍庫はひんぱんに開け閉めするので、温度変化が大きいからです。

「冷凍カニの解凍方法」

解凍方法は生かボイルで大きく変わります。NGなのは「お手軽にレンジ解凍」でしょう。
水分調整が難しいので、ぜひ指示された方法で解凍してください。

「生の冷凍カニ」


生の冷凍カニは「ビニール袋に入れた状態」で「流水にさらす」が正解です。
解凍したあとにたくさん水がたまっているかもしれません。これはうまみではないので、解凍し終えたら捨てましょう。
5割から7割ほど解ければオッケー。

あとは湯出て美味しく頂きましょう!(基本生食はしない食品です)

注意

なぜ、生のカニは流水で素早く解凍する必要があるのか。
実は生のカニ、加工工程のためか品質の落ちるスピードがボイルより速いのです。
時間がたてばたつほど変色し、黒っぽく(メラニン色素によるもの)なります。

もちろん傷んでるわけではなく食べられますが風味が悪くなるのでご注意。

「ボイルカニの解凍方法」


今度は「すでにゆでてあるカニ」の解凍方法ですが…。

生とは反対に、「冷蔵庫で時間をかけて」解凍することが大事です。
(間違っても台所放置はやめましょう)

step
1
ボイルカニを解凍しよう

まず、カニが届いたら発泡スチロールの箱から出してください。

step
2
ボイルカニの天敵は乾燥

そのままにしておくとカニは乾燥していきます。

乾燥を防いで美味しくたべるため、カニを新聞紙やキッチンペーパーでくるみます。

step
3
水濡れに注意


そうしたらビニール袋に入れ、水切りバットや深皿にいれて冷蔵庫内で解凍しましょう。
こちらは8割解凍できれば大丈夫です。

ちなみにバットなどに入れる理由ですが、「溶けだした水であたりを水浸しにしないため」です。
大掃除を終えたあとにまた冷蔵庫をふくのは嫌ですからね。

解凍時間の目安

ちなみに解凍目安時間がそれぞれあります。

カニの種類


ケガニは手のひらサイズのカニです。
タラバガニは胴が人間の顔と同じくらいのサイズで、非常に大きいです。
タラバガニは脚だけ売られることもありますが、小学生くらいの子供の頭からウエストくらいまでの長さを誇ります。
非常におおきいです。画像で見て頂くと笑っちゃうくらいおおきいんです。

ズワイガニは一般的に思い浮かべる「カニ」だと思います。
ケガニよりは大きく、タラバガニより小さいものです。

解凍目安

ケガニ、タラバガニの脚(カット済み)は丸一日。
長いタラバガニの脚を節目安にカットしてあるもの。

ズワイガニ、タラバガニの脚(カットなし)は半日と6時間(18時間ほど)

ズワイガニの脚は半日くらいでOK。

冷蔵庫解凍できないとき

コツとしては、「冷蔵庫の開け閉めの回数を減らす」ことでしょうか。

冷蔵庫を一日開けないでいるなんて無理!

とはいっても。
冷蔵庫を一日開けないで過ごせる人ってどれくらいいるんでしょうか。
たぶん無理ですよね。うちも無理です。

 

お助けアイテム!

そんなとき、「クーラーボックス」を使いましょう!

そのまま入れたら常温解凍(カニにはNG)と変わらないので、保冷剤や氷をいれてゆっくり解凍しましょう。
発泡スチロールでも構いません。

注意すべき点としては、解凍場所です。暖房がガンガンきいた部屋に置いていれば氷があっという間に解けます。そのため、あまり温かくない場所に置いて解凍した方がいいでしょう。
目の届かないところに置いて「忘れてた!」となる事だけは注意ですね。

記事で紹介した商品リンク



ポーションサイズはお手頃。



クーラーボックス。夏場の買い物でも大活躍。



保冷剤。災害対策にも使いまわしOK.

 

 

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スガワラ

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