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このメッセージの意味
Googleサーチコンソールなどで「参照元サイトマップが検出されませんでした」と表示される場合があります。
これは 送信したサイトマップの中で参照している別のサイトマップが見つからない状態 を指します。
具体的には:
- サイトマップインデックス(複数のサイトマップをまとめたファイル)の中で指定しているリンクが存在しない
- URLが間違っている
- サイトマップファイルが削除・移動されている
などの理由で発生します。
なぜ重要なのか?
サイトマップは検索エンジンに「このサイトにはこういうページがあります」と伝える地図の役割を持ちます。
もし参照先が見つからなければ:
- 一部のページがクロール対象にならない
- インデックス登録が遅れる
- SEO効果に悪影響が出る
可能性があります。
主な原因と確認ポイント
- URLのタイプミス
- サイトマップインデックス内の
<loc>
タグに間違いがある。
例:sitemap.xml
→sitemap.xm
のような誤字。
- サイトマップインデックス内の
- 存在しないファイルを参照している
- サーバー上にアップロードされていない。
- 古いファイルを削除したのにインデックスに残っている。
- アクセスできない状態
- 404エラーや403エラーが出ている。
- robots.txtでブロックしてしまっている。
解決方法(対策)
1. サイトマップURLを再確認
- サイトマップインデックスの中身をブラウザで開いて、記載されているリンクが有効かどうか確認。
- 正しいURLに修正して再アップロード。
2. サーバーにファイルを再配置
- 消えてしまったサイトマップを再生成し、適切な場所に配置。
- WordPressなら「XML Sitemap」系のプラグインで再作成可能。
3. サーチコンソールで再送信
- 修正後、Googleサーチコンソールで「サイトマップを再送信」してエラーが解消されたか確認。
初心者向けまとめ
- 「参照元サイトマップが検出されませんでした」とは、サイトマップの中で呼び出している別の地図が見つからない という意味。
- ページが検索に出にくくなる原因になるので放置はNG。
- 修正手順は
①URLの誤りを直す
②存在しないサイトマップを作り直す
③サーチコンソールで再送信
これで解決できます。
さらにSEOを強化するためのヒント
- サイトマップは常に最新状態に保つ(自動生成ツールを活用)
- サイトマップに登録するのは「公開済み&インデックスさせたいページ」のみ
- 定期的にサーチコンソールの「サイトマップ」タブを確認