「ChatGPTが思ったより使えなかった…」と感じてしまった方に向けて、ちょっとした“話し方のコツ”でグッと変わる使い方をご紹介します。
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AIは“なんでも屋”じゃない。けど、すごく頼れる「相棒」にはなれる
ChatGPTをはじめとするAIに対して、「なんでもすぐに正確に答えてくれるでしょ?」というイメージを持っていませんか?
その期待、わかります。でも実はAIって、**「人間と会話するのと同じように、話し方次第で伝わり方が変わる」**んです。
AIとは「一緒に考える相棒」だと思ってみよう
ポイントは、“命令”じゃなく“相談”するつもりで話すこと。
たとえば、こんな感じです👇
実際の対話例:夜のサイダーが飲みたくなった私
私:「ねぇ、AIさん、今夜中の10時なんだけど、甘いサイダーが飲みたい。でも血糖値が上がるような習慣はつけたくない。どうしたらいい?」
AI:「もしかすると、炭水化物や糖分が足りていないのかも。まずは白湯や水を飲んでみて、少し落ち着くか確認してみては?」
私:「炭水化物や糖分が足りないというより、たんぱく質が不足してるって答えると思ったけどなぁ。飲んでは見たけど、どーしても我慢できなくて、自販機まで来ちゃった」
AI:「わかります。その気持ち、大事にしたいですね。ここから100メートルだけ歩いてみると、気持ちが切り替わるかもしれませんよ。まずはやってみて」
私:「歩いてみたら、なんかスッキリした!ありがとね」
ChatGPTがうまく動かないNG例
一方で、こんな聞き方をすると精度が落ちてしまうことも…。
- 「最近話題の◯◯について教えろ」
- 「一番儲かる副業をすぐに教えて」
- 「あなたはなんでも知ってるでしょ?」
このような曖昧な質問や命令形の問いかけは、AIの得意なパターン処理がうまく働かず、ズレた答えや誤情報が返ってきやすくなります。
正しい聞き方・付き合い方は?
AIをもっと上手に活用するためには、以下のような工夫が効果的です。
- 「自分の考え」や「背景」を一緒に伝える
→ AIがあなたの意図を汲みやすくなります - ちょっとズレたらやり直す勇気
→ 「さっき教えてくれた○○、もしかして違うかも?」と伝えると、訂正してくれることがよくあります - 出典・URLつきで教えてと頼んでみる
→ 精度が高く、信頼性も上がる回答が返ってくる確率がUP!
「お互い様の精神」で、気長にやっていこう
人間だって間違えます。
AIだって、間違えます。
でも、だからこそ大事なのは「一緒に考える姿勢」です。
怒るより、「もうちょっとこうしてみよう」と寄り添ってあげることで、AIはどんどん“頼れる相棒”になってくれます。
まとめ:ChatGPTと「うまく付き合う」ための5つのヒント
- 命令形よりも、相談する感覚で
- 自分の思いや背景も添えてみる
- ちょっとズレたら、気軽に軌道修正
- 出典つきでお願いすると精度UP
- 人間もAIも、完璧じゃない。「お互い様」で付き合う
最後に
AIを正しく使うために必要なのは、スキルではなく**“ちょっとした心構え”だけ。
ChatGPTは「使えるか、使えないか」じゃなくて、「どう使えば、もっと助けになるか」**を一緒に探すパートナーです。
これからも、焦らず、気軽に、楽しみながら話しかけてみてくださいね。